皆様、お疲れ様です。
あっという間の夏期休暇は終わり、9月に入りました。
少しずつ、夏の終わりを感じる今日この頃。
行政書士業務と兼業している他ワークに
想定以上のリソースをとられてしまい、ブログもしばらく更新できずでした。
もう少しこの状況は続きますが
「止まない雨は無い」「終わらない仕事も無い」と自己に言い聞かせながら
トンネルの出口を探る毎日です・・・
そんな日々の中、10月度からの法人様顧問業務(年間契約)を受注。
「エイチエス」の営業がほとんどできていない中、本当にありがたい話です。
顧問契約させていただいているお客様にとって役立つ助言、アドバイス、サポートを
提供していかなければならない責任を強く感じる次第でございます!
さて、「行政書士って?」の第4回目。
第3回に続き、行政書士の取扱業務を具体的にまとめてみたいと思います。
そうですね・・今回は、「権利義務、事実証明関係業務」にスポットをあててみましょう!
比較的、皆様に身近な3つ程度の例を。
(1)示談書
・トラブル関連の話題を耳にすると、
よく「示談にした」「示談にする」といった会話が聞こえたりしますよね?
「示談」とは・・裁判によらず、当事者間で和解することです。
・行政書士は、この示談に関して、
「当事者間で和解したことを記載した契約文書」=「示談書」の作成を
サポート、サービスすることができます。
☆もちろん、自分で作成することもできる「示談書」ですが、
間違いがあると新たなトラブルを生む懸念もありますね。
心配であれば、行政書士に相談してみましょう。
お客様のリスクを減らす・・・行政書士サービスのひとつです!
注)当事者間の争いを調整のは弁護士の仕事で、
行政書士の仕事は、争いが終わって和解した後から。(業際って奴です)
(2)各種契約書
・行政書士は、
贈与、売買、消費貸借、使用貸借、賃貸借、雇用、請負、委任等、
当事者間で取り決められた内容を契約書として作成することができます。
また、お客様が第三者と締結する契約書内容のチェック、助言することができます。
・個人のお客様、法人のお客様問わず、当事務所のメイン業務のひとつです。
顧問契約させていただいている法人のお客様の場合、
企業間の新規取引における請負契約書、機密保持契約書のリスクチェック等が
実務としてよく発生致します。
☆企業取引は受注/発注の関係をベースに契約を締結することが多いのですが、
時に、立場が強い「発注者側が有利な」内容を記した契約書も存在します。
不平等な契約とならないよう、契約書内容の変更/修正を提起する・・・
行政書士は、お客様のビジネスリスクを軽減するためのサービスを提供致します!
(発注者と受注者は対等な立場でなければ、良い取引に繋がらない。
長年、営業ビジネスをしてきましたが、私の重要なフィロソフィのひとつです。)
(3)遺言書作成と相続手続き
・なんとなく「お金持ち」の人だけ考えればいいのでは?・・というイメージがある遺言、相続。
行政書士を始めるまでは、実は私も同じように思っていました。
しかしながら、この業務の知識が増える都度、
自分もやっておいたほうがいいなと考えが変わったのが遺言/相続の手続きです。
財産の額が重要ではなく、自分が死んだ後、
「何かを残してあげたい」と思う人がひとりでもいるなら、考えるべきでしょう。
・相続争いを防ぐために「遺言書」を作成しますが、
行政書士はその作成から、遺言執行含め、一切の事務手続きについてサポート、
サービスを提供致します!
「相続手続き」は相続財産・相続人の確定、および遺産分割協議書作成、財産の名義変更等が
行政書士が提供するサービスになります。
注)これも相続で相続人間で争いがあれば、その調整は弁護士の仕事で、
行政書士の仕事は、争いが終わって和解した後から。(業際って奴です 本日2回目(苦笑))
☆自分がいなくなった後のこと、たま~に考えてみた時、
貴方の大切な人の顔が浮かんだら・・行政書士がお役に立てるかもしれません。
(ちなみに遺言に「まだ若いから」は関係無いと私は思っております。
また、遺言は生きている間であれば、何度でも書き直すことができますから(苦笑)
私なんて、毎年1回、最新化してもいいなと思ったり・・です。
※遺言は最も新しい日付で、正しく作成されたものが有効。)
この他にも、議事録の作成やクーリングオフ、内容証明郵便等
行政書士が提供できる「権利義務、事実証明関係業務」に関するサービスは多々ございます。
お客様の権利/事実証明に直接触れるサービス、当事務所も体制拡大にあわせて、
将来的には「二つ目のメイン業務」として手掛けていきたいと考えております。
こういったサービスまでも提供できる行政書士。
やはり「究極のサービス業」であることは間違いないように思えます。
ただ、残念ながら「営業のしかた」「需要の掘り起こし」が課題であるのも間違いない。
課題が明白なので、営業戦略/ビジネスモデルを構築しなおせば、
9割方 解決できる課題のはずだしな~当事務所、専業でやってみたいものです・・さて、いつになるのやら。
今は、「将来」と「目先のこと」をうまくバランスとって、日々努力するのみです!
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
エイチエス行政書士法務事務所
P.S.
毎日、遺言書を更新続けて、365日でしょ?それを3年ぐらい続けたら1000本強。
「私の毎日遺言」とか言って、自分の本が作れそうですね。
同じ内容のページが何ページもあったりして(苦笑)
いや、それって、その日の心境等を反映して遺言内容を書き直しているわけだから、
ある意味、「遺言日記」か? おや、なんか微妙に売れそうなタイトル?書いてみようかな(笑)
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